手紙を出してから、1ヶ月が経った。
返事はこなかった。
メアリーも好き、と伝えた。
相手の子も、メアリーが好きだったみたいで、二人は両想い。
自分のことみたいに、嬉しかった。
“手紙の返事を書かないなんて、リョオは何をしてるのかしら!”
なんて、メアリーは怒ってくれてる。
凌央は凌央できっと忙しい。
だから、大人しく待つことにした。
これで何もないなら、きっともうあたしたちは終わりってコト。
それでも、信じてみたい。
待っていたいと思った。
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