「朝一で悪いんだけど
ここの問題教えてくんない?」



そう言って参考書を突き出す宮下。



チラリと目を落とすと


・・・英語。




「イヤミ?」



「いやいやいや!!
滅相もございません。
菜南さんなら分かるかなーって・・・。」



「英語ならあんたの方ができるでしょ。
他当たって。」




「え~~・・・でも「れんーーーー!!!」