「前田っ…!」


見ると彼女はお腹を抱えて笑っていた

「この前もじゃあんっ!!」


…なんか、ギャル度増してないか??

「う、るせーな。アンタもだろ」

「違うよぉ、アタシはこの時間からなの!!」


ああ、そう。


おれはさっさとカギを閉めて早足でその場を去った



何なんだアイツは。


この前のキスは

やっぱりなかった事か、

なかった事にしようってか。


あん時のおれの勇気は何処へいったのだろうか


考えれば考えるほどイライラしてきた。



あれは約一週間くらい前の事だった