その日の午後、結構な割合で来るアイツが家に来た。


アイツとは俺の腐れ縁で隣に住んでる幼なじみ、ひばりのことだ。


ひばりとは幼稚園から高校一年の今までずっと同じクラスだ。


中学なんて5クラスもあったのに三年間同じクラスだったなんて腐れ縁よりむしろ呪いのような気がする。


「お邪魔します。」


ひばりの両親は科学者で忙しいので、ひばりは自分の家より家にいる方が多い。


「ひばりちゃんいらっしゃい。今日も夕御飯食べて行くでしょ。」


「あ、お願いします。」