モココと一緒に

「痛くないし。それより、なんで誰もモココが宇宙から来たとか、しゃべれるのかとか不思議に思わないんだ?」


「「「モコちゃんが言ったから。」」」


全然理由になってないんですけど。


【自分ヲ疑ウナンテ、昌ヒドイ】


「「「モコちゃんに謝りなさいよ。」」」



この瞬間、俺は家族の説得を諦めた。