負けた・・反抗する気持ちがなくなってた

拓ちゃんはあたしを抱き締めながら

『落ち着いた?大丈夫?』

あたしは女の子らしいとは言えないけれど

拓ちゃんの腕の中では女の子になってしまっていた

あぁガキのくせにやっぱり男の子なんだと実感してしまった。