天界のとある宮…。

「あ゙~。暇ヒマひまだ~!!」

俺は、床に寝転がって端から端までゴロゴロと転がりながら、叫ぶ。

「なら、下界に降りるかい?」

俺はしか居ないはずだが、入口には俺よりも年上らしい青年が立っていた。

「そりゃあ、降りてみたいけどよ。無理だろルスイ。下界に降りるには、門の手続きに主神の許可が必要だしさ」

「ああ、それなら問題無いよ。手続きはやっといた」

「‥‥主神の許可は?」

「大丈夫さ」

笑顔で大丈夫と言ったルスイは、明らかに怪しい。

「大丈夫と言う根拠は?」

「俺が、主神だからデス!!」

某執事のキャラの如くはっちゃけたルスイ。
対して俺は、間抜け面。