悠『んじゃ、里緒が俺の作ってくれんの?』
そう首を傾げながらほほえんでいう悠也くんにドキッとしてしまう。
悠『…里緒?』
里「な、なに!?」
悠『…作ってくんないの?』
そう悲しそうにしていう悠也くんに私はキュウンっとときめいた。
里「つ、作らせていただきます」
そう言った私の言葉に悠也くんの顔は明るくなった。
悠『ありがと』
そう言って頬にキスをしてきた。
そんな行為に恥ずかしくなり私は悠也くんにキスされた方の頬っぺたを手でおさえる。
そんな私をみてクスッと笑う悠也くん。
悠『物足りないって顔してる』
そう言って私をからかうようにみてくる。
里「そ、そんな顔をしてない」
そう言って両手で真っ赤になった顔をおおう。
悠『手、邪魔』
そう言って悠也くんは私の手を顔からのける。
里「悠也く―ッ
―…ンッ」
手をのけられたと思ったら突然のキス。
目の前には悠也くんの綺麗な顔がある。
キモチいい悠也くんのキスに私は目をとろんとさせる。
その途端に悠也くんは私から離れた。
悠『…ここまで
チャイムなるから
早くいこ』
そう言って立ち上がる悠也くんを私はボケッとしながら見ている。
悠『なにしてんの?
早くたたなきゃ。
それともそんなに
続きしたいとか?』
そう悪戯な笑みをうかべながら私のあごをクイッと持ち上げいう。
私は悠也くんの言葉にカーッと顔を真っ赤にさせる。

