朝―…




昨日の悠也くんが言った『生徒として接する』って言うのが気になって眠れなかった。






というわけで…





里「来ちゃいました!」





そうニコニコと笑顔で悠也くんの前にたつ私。





悠也くんはそんな私を前に半目で私を見ている。






悠『…何か用?』





そう無愛想な悠也くんの対応も気にせず受け答える。





里「悠也くんと一緒に学校行こうと思って!」





そういう私をみてはぁっとため息をつき悠也くんはドアを閉めようとする。






里「ちょっと!なんで閉めるの!?



あ、準備するから!?
私中で待ってていい?」





閉めようとするドアを必死におさえ悠也くんにむかって喋る。





悠『生徒を中にいれることはできません。



なぜなら誤解を招くからであり学校問題にもなりうるからです。




納得したのならいい子だから早く一人で学校に行ってきなさい!』





そう言って中へと入っていく悠也くん。






生徒としての扱いとはこういうことか。





なんて寂しく辛い気持ちになりながらも納得をする。





里「私は悠也くんとじゃなきゃ学校行きません。



そして勝手にお邪魔させていただきます。」





そう言いながら(棒読み)ずかずかと勝手に部屋にあがる私。






それをみて悠也くんは焦りながら私の方へ向かってくる。





悠『美山さんは何してんの!


勝手に人様の家にあがりこむんじゃありません!



それと『悠也くん』ではなく佐原先生もしくは悠也先生と呼びなさい!




ほらいい子だから外へでた!そしておとなしく一人で学校行きなさい!』