暫く歩くと里緒の家へとついた。





だけど…





悠「里緒の家なんで真っ暗なの?」





家に誰もいなかったり?





里『き、今日はお父さんとお母さんいないの!旅行中で…。



弟もいるんだけど、友達のうち泊りに行くっていってたし。



ほら、明日土曜日でしょ?』





そう笑いながら言う。





ってか笑い事じゃねぇだろ。





悠「一人じゃ危ないだろ。」





里『だ、大丈夫だよ!』






そう手を必死にふりながらいう。





女一人だろ?
大丈夫じゃねぇっつの。





悠「俺のとこ来る?」





里『へ?!』





悠「一人じゃ危ないし。




なにもしないからさ。」





たぶん。





里『で、でも迷惑だよ!』




悠「んじゃぁご飯作って。

一宿一飯の恩義ってやつ。それなら泊まるのかまわないだろ?」





そう提案してみた。
ってか、俺どんだけ里緒に泊まってほしいんだよ。





まぁ一人じゃ危ないのも一理あるしな。





里緒のためだよ。
そう、里緒のため。





里『それならいいけど…


えと…、ならよろしくお願いします。』





そうペコッと頭をさげいう里緒。





俺は笑いながらみていた。




里緒、只今俺の家に泊り初泊り決定です。





俺泊まらすのはいいけど…




悠「大丈夫か?俺…」





そんなことを呟いていた。