保健室―…




教室に行く気しない私は教室に行こうか行くまいか迷っていた






どぉしよ…
朝悠也くんに会って泣きそうになったのに教室にいったら担任だから確実に会う悠也くんに会いたくないッ




会ったら絶対に泣いてしまう嫌でも涙がでてきてしまうようになる





それでもいつまでもぐずぐずしていてもいけない





いつまでも悠也くんのこと好きでいたらいけない





でも大好きな気持ちそう簡単には消えなかった





そんなことを考えている私はあることに気付いた





花蓮がいない





さっきまですぐそこにいたのに私がボーッとしてたからおいてっちゃったのかな?






先に教室いったのかな?私も行くかな





気乗りしないけど




そう考え準備をしはじめた



――――
―――――――



暫くしてやっと教室へ行く準備がととのった私は保健室からでた





保健室の先生ににいってきますと一言挨拶をしてから保健室をでた






その時―…




『里緒っ!』




そう叫ぶ声が聞こえた



この声


もう一度聞きたかった
愛しい声





私の大好きな人





里「悠也…くん?」





どうして?
なんでここにいるの?





彼女はどうしたの?





なんでそんなに息をきらして汗だくで私の目の前にたってるの?





そんなことを考えている私




悠『里緒ッ』





悠也くんは私の名前をもう一度呼びグイッと力強く私を引き寄せた





まだ未だ頭がついていかない私の頭の中はぐちゃぐちゃで





でも今悠也くんに抱き締められていて悠也くんの腕の中にいる






里「ゆ…やくッ」





悠也くんの腕の中にいる



それだけで嬉しくて
涙がこぼれた