「きっと太雅先輩ってモテますよね?」 「うーん、多分。でも今まで特定の彼女作ってんの見たことないかなぁ…」 「へー…意外ですね…」 普通に爽やかイケメンの部類なんだけどなぁ… こんなかんじで部活が終わり、 みんな帰る頃、 あたしは1人体育館に 残っていた。 灯りもなく、 何もなく、 ただあたしがいるだけ。