記憶が思い出に変わる時(仮)




「優梨ちゃん…」

加奈先輩…

「そんな顔しないで?」

「…っ」

「知ってたよ、
2人が両想いなことくらい」

「え…?」


それ、椎名ちゃんにも
言われたような…

そんなにわかりやすいのかな?

「いっぱいいじめてごめんね?」

「…や…あの…っ」

「陽希くんのことはいいの?」


そっか、
加奈先輩にも
話してたんだ、陽希のこと。


陽希の住むはずだった家に行った事、
ちゃんとお墓参りに行った事、
加奈先輩にも説明した。




「今度こそずーっと一緒にね?」

「…はいっ!」


よかったぁー…
加奈先輩と気まずくなったら
嫌だから。




こうして
残りの練習メニューも終えて
あたしたちは
無事に帰ってきた。