彼氏は甘えんぼう

「あの3人は。学校でいけめんトリオで
有名で人気なの。」
「そうなの!?」
あいつがいけめん!?
後の2人は、かっこいいけど
あいつがいけめん!?
みんなどうかしてるんじゃない?

「一番人気は誰なの?」
念のため聞いてみた。
「もちろん海藤陸くんだよー!!」
「本当に!?」
うそでしょ??
あいつがトップなんて。
私は信じられなかった・・・。

「あんなやつがトップって・・・。」
そうつぶやいたとき。
「あんなやつで悪かったな。」
「げっ・・・。」
海藤が後ろからきた。

めんどくさいのきたーっ!
「俺がトップで悪いかよ。」
「悪い。ちょー悪い!!はっきり言うけど
別にそこまでキャーってなるほどのものでも
ないじゃん。ガラ悪いし。そうかと思えばナルシだし。」
おもわず口に出ていた・・・。

「ちょっと、山田さん!やばいよ・・・。」
「えっ?」
近くにいた子に小声でいわれて
後ろを向くと・・・。
海藤が怒りをあらわに
こちらをにらんでいた。
私はやっとこの状況に危機感を
抱き、隙をみて
思いっきり走りだした。

「おいまて!!」
後ろから、3人組が
追ってくる。

屋上に行き、上手く
まいたと思いひと安心していたら

ーグイッー
誰かにつかまれた・・・。

恐る恐る後ろをみると・・・
そこには、海藤たちがいた。

「離して。」
私はにらみつけた。

「俺が離すと思うか?」
「離してよ!!!」
「・・・。」
「この・・・変態ー!!!」
そう叫んで、海藤を
一発殴った。
「てめえ・・・。」
「女だからってバカにしないで。
私これでも、中学のとき桜蘭組の
総長やってたの。」
私はその場を立ち去った。

私が去ったあとも3人は
唖然としてた。
「桜蘭組って・・・」
「ああ。日本では有名なグループだ。」
「あいつがグループの元・総長?」
「やばいな・・・。」