龍なる羽 弐【完】



椎也の事を考えていたら、ピンポーンと家のインターホンが鳴った



おそらく、直だろう…


「はーい!あ、直じゃん!!

柚の迎え?」


「あ、蒼さん…!!はい」


「いつも、ありがとうね」


「いえ…柚は俺たちの大事な人ですから」


「ふふ、……待ってて今から呼ぶから」



「はい、お願いします」




玄関で、蒼と直の話し声が聞こえてきた



柚…おまえはいい仲間持ったな



まぁ、俺も仲間いるんだけど…



青蝶ーーーー



今度、嵐に戻って倉庫に行ってみるか




「柚ー!!!!直来てるよー」


「うん!!!今から行く!!!」



朝から、こんなでっかい声で会話して、近所迷惑になんないのか…とか思ったけど、まぁ、いっか。って思った




心ん中で、すみません。と言っておいた





「あ、柚はよ」


「うん、おはよ」



「いってらっしゃい、2人とも。気をつけてね」



「「はい」」




玄関のドアの先には直のバイク



先に直がヘルメットをかぶってから乗って、次に俺がヘルメットをかぶって乗る



直の腰に腕を回しくっついた




「よし、行くか」



「うん」





バイクは学校に向かって出発した