龍なる羽 弐【完】


嵐side


「あーあ、嵐行っちゃったね」


「うん…」



「あはは、あんたそんなに嵐が好き!?」


「うん、好きだよ。蒼ねぇも」



自分で自分の事好きって言うの、気持ち悪ぃな


「そっかそっか…!!いやぁ、嬉しいこと言ってくれるね!!!」



蒼はそう言って照れくさく笑った




「ほらっ、学校の準備しておいで」



「あ、うん!」




何か、蒼の様子がおかしい




ただの、気のせいか…?




だったらいいけど…






部屋に入って柚の制服を着ようとしたら、着信音が鳴った





電話が鳴ってるのは柚の携帯





ディスプレイには“小林直”の文字。