龍なる羽 弐【完】



「そうですけど…」



『……父親に対してその態度はないんじゃないのか?』



「あんたを父親なんて思ったことなんか一度もない」



『ふっ…いつまでそんなに余裕ぶってられるかな?』



あいつはそう言ってくくっと笑った


途端、体が震えだした



そして…疑問が浮かんだ




どうして私の携帯に電話をしてきたのか

口調が楽しむようだった


それに、最後に言った言葉が気になる



『…おまえは頭のいいやつだ

わかるだろう…?』


「………!ま、さか…」



『やっと、わかったのか』



バラバラになっていたパズルのピースが今全部はまった




「あんたがやったんだね」


私がそう言うと直が目を見開いてこっちをすごい形相で見てきた




『あー、そうだよ。俺が指示を出した


言っておくが、こっちは組だ


おまえらみたいな、ガキに負けるはずがない』


組…


ガキ…



「……ふざけんな。

何が組だ。ガキだ

私からしたらあんたの方がよっぽとガキだ

あいつとよく結婚できたなー

義理の姉弟なのに…

まぁ、いい。今後一切私たちに関わるな」



『……言いたいことはそれだけか?


何でそのことを知っているのかは知らんが……後悔するぞ』



「は?」





次に言われた言葉にわたしは頭が真っ白になった