「桐は倉庫に行く途中に襲われたんだよ」
「そっか…」
「で、優志から俺の携帯に連絡があって病院に駆けつけたんだ」
「うん」
「それで…桐に誰にやられたか聞いたんだよ」
「そしたら、赤羽って言ったんだね」
「あぁ、そう言うこと」
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『おい!!桐大丈夫か!?』
『あ、直さん!!すいません…俺』
『だぁー!おまえは何も悪くねぇんだから謝るな!!!』
『あ、はい…』
『そうだ…おまえそれ、誰にやられたんだ?』
『………赤羽、だと思います』
『!!?』
『たぶん…そうだと…』
『誰かわかるか?』
『……あ!!確か“涙さんが戻ってこいって”、“まじかよー、涙さんキレるとやべぇから早く行くか”
って言う声が聞こえたんです』
『涙!?嘘だろ…』
『いや、確かにそう聞こえました』
『そ、うか…柚に連絡してくるな
お大事に』
『はい!ありがとうございます!!』
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