ピンポーン
連絡して3分で家のチャイムが鳴った
「入って」
「おー、おじゃまします…」
ひとまず私の部屋で話をしなきゃいけない
「あれ?何でいんの?」
「ちょっとな」
「ふーん、まぁ…いいや
どうせあのことだろ?」
!!
あのこと?
「何だよ、あのことって…」
「え?あぁー、龍蝶の中の誰かが赤羽に襲われたんだろ?…名前までは知らないけど」
何で…
「何であんたが知ってんの!!」
龍蝶のみんな以外は…あと襲ったやつしか知らないはずなのに
「…あ?言ってなかったっけ?
俺情報屋だよ?大知になってやってんの」
「そっか…」
「じゃ、俺行ってくるわ」
「へ?どこに?」
「情報集めに」
嵐はそう言って、ニッと笑った
「俺も詳しいこと話すよ」
「うん。部屋行こ」
なんで、気づかなかったんだろ…
わかってたのに…
警告だってされてた
みんなを傷つけてごめんなさい


