「よし、じゃあ…話すな」



嵐は椎也に話し始めたーー…。



――――――――――
―――――――
―――――



聞き終わった椎也の第一声は



「…そうだったんだ」


だった。



何か…寂しいのか、怒っているのような複雑な表情をしていた



だから自然と椎也の頭を撫でていた



「…え!?」


もちろん、椎也は驚いていた



それでも私はくしゃくしゃとなで続けた



そうしたら、私が何をしたいのか分かったらしい



私が大好きな笑顔で笑った



それを見た私は満面の笑みを返して撫でるのをやめた




「イチャつくんなら余所でやってくださーい」



「「!!??」」


嵐がいるの忘れてたー!!



恥ずかしっ…////



「…ばっ///べ、別にイチャついてなんか!!」



「照れんでもいいのにー」


「…嵐のバカぁ…////」



照れるわ…