…あ!
一つだけ方法が浮かんだ
その方法は
「………んっ…」
ーーー…キス。
でも、したのは短いキス。
唇をはなして柚李を見ると、過呼吸は収まったみたいだ
ん、これで一安心…。
あとは寝かせればいいんだけど…
「柚李、離せ」
「…………」
「そばにいるから離せ」
俺はそう言い柚李の額にチュッとキスをした
そうしたら、少しだけ微笑んでシャツを離した
ベッドに寝かせ終わって頭を撫でていると
ガラっとドアが開いた
「「柚!!」」
永遠と志保が顔を真っ青にして入ってきた
あとからして、直たちもやってきた
柚がスヤスヤと寝ているのをみると全員がホッとしていた
そのあと蒼さんも戻ってきた。
保健室の先生と一緒に。
先生にどうですか?と聞いたら
「もう、大丈夫だと思いますよ」って言われた
その言葉にこの場にいる全員が安堵の息を漏らした


