龍なる羽 弐【完】



「うん」


私たちは龍騎に会いに行った


龍騎はロビーにいて「龍騎!!」って呼ぶと


「おぉ!会えたんだな!!

よかった、よかった」


「なんで言ってくんなかったのよ」


「はは、だって言ったらお前行かないって言いそうだからな」


う゛…


確かに言うと思う


「でも言ってほしかった」


「悪い悪い。



で、話があるからきたんだろ?」



「はい、なのでどっか話せるところありませんか?」



「うーん、そうだなぁ…


ちょっと聞いてくるよ


そこにいて」



龍騎は受付に向かった


「あのさ、」


「あ?


何」



「蒼ねぇには会わないの?」


「…うん


俺あんま好きじゃないから」



え…?



実の姉なのに‥?




「実の姉だけどあいつは好きじゃない」


「よくわかんないよ?」


「お前はわかんなくていいの」


嵐はそういって私の頭を撫でた

その時


「何してんの」


と、ものすごい低い声が耳に響いた


恐る恐る後ろを振り返ると


「椎也…」

「柚李、誰そいつ」


「え…あ、「いとこなんすよ」

…」


「そうなのか?」


「うん」


「ふーん、で何してんの?」


椎、信じてないだろうなぁ


でも浮気じゃないから!!


そこだけは誤解しないでほしい…