龍なる羽 弐【完】



自己紹介が終わっても教室はうるさかった


俺は蒼に「柚李の隣の席行って」と言われたので、言われた通りに隣に行った


途中、椎也と目があったけど見て見ぬフリ

どうせあとで話すからいっかなって思ったし…


ガタ


音をたててイスを引いて座った



「さっきぶり」と柚李に言われた


「あぁ」


だけ答えると



「ふぁあ…眠っ……」


でっかく口を開けてあくびをした柚。



こいつ…女か?って思った。



んなこと本人に言ったら、間違いなく俺殺されるわ…




「寝たら?」

俺がそう言うとコクンと頷いてから、俺の肩に頭を乗せて寝始めた

「………マジですか」


早っ…




ってか俺いつ起こせばいいのかな…



まぁ…適当でいいか




おやすみ、柚



こいつの頭を撫でてから窓の向こうに広がる空を見た