龍なる羽 弐【完】



教室までは無言


普通は気まずいだろうけど、俺は全然。


理由は、考え事をしているから

考えている内容は


・いつ変装を解くか



・双子と最初にみんなに言うか




など…




「…し……らし…、嵐!!」



「うわっ!?………って蒼かよ」



「何その口の聞き方…お姉さまに向かって!!」


「………で、何で呼んだんだよ」



蒼が言ったことにはふれないことにした


「……あんた、今までどこにいたの?これから、どうすんの?整形したの?なんで…」



「ストップ!!…いっぺんに言われても答えられるかっての」


「ごめんなさーい…」



「あとでまとめて話すから」



「分かった」


納得してくれてよかった



「さてっと!じゃあ今日からよろしくね」


「あぁ」




前、柚李には蒼のこと嫌いって言ったけどあれは嘘。



まぁ、ムカつくけどな?


だけど…大切な家族ってのはかわらないから嫌いじゃない



あいつは本気にしちゃったみたいだけど、あとでホントのことを言うか


あ、一つ言うこと忘れてた

「席柚李の隣がいい」


「……はいはい」


なんか、呆れたみたいな顔された…



チラッと蒼を見ると嬉しそうな顔してたし俺も自然と口角が上がったのだった