龍なる羽 弐【完】




「だめじゃん」


「うっせ


今からすっからいいんだよ」

そう言って変装し始めた


まず、黒髪に緑メッシュの上に茶髪のウィッグを被って黒縁メガネをかけた


おぉー


インテリ系美男子。


双子なのにぜんぜん似てない…


(すっごい似てます

by麻呂香)


なんか聞こえたけど気にしないでいっか


「うし、行くぞ」


「うん!!」


私たちは歩いてホテルまで向かった


途中、さりげなく私を歩道側にしてくれた

しばらく歩いていると嵐が「あのさ、聞きたいこと他にないの?」


「聞きたいこと?


たとえば?」


「んー、そうだなぁ…


たとえば“何で族を潰してるの?”とか“何で連絡くれなかったの?”とかあんだろ」


言われて気づいた


「そうだよ!!何で族潰したりしてんのよ!!!連絡もくんなかったし…」


ふてくされてると、くしゃっと頭を撫でられた


「その話は後でする」


なによ…


自分から聞いたくせに


「なぁ、おまえこそ変装解かなくていいのか?」


えっ…



「わあぁぁあ!!!

ちょ、嵐来てっ!!!」


「お、おぉ…」


私は嵐の腕を引っ張って近くのトイレに駆け込んだ


嵐には入り口で待ってもらってる


私はめっちゃ早く着替えて入り口に行った


「じゃあ、行くか」