パタン
「あっぶなぁー…」
いきなりだったし、バレてないかな…?
どーしよ…
そのとき、チカチカと点滅している携帯が目に入った
電話…?
見てみると知らない電話番号。
これって…、出るべき?
そんなこと考えていると、切れた
と思ったらまたかかってきた
…もう出ちゃえ!
そう思った私は通話ボタンを押した
『おせぇよ!!!』
もしもしって言おうとしたら向こうから怒鳴られた
「…どなたさま?」
『あ?……おい、俺がわかんねぇのかよ』
待てよ…?
若干低めの声で無愛想なしゃべり方で俺様なのは…
「あぁ、嵐?」
しかいないよね
『……やっと気づいたのかよ』
「あはは、ごめんごめん」
『俺に向かって、なんでそんな棒読みなんだよ!!』
でたぁ…俺俺様。
こういう時は無視だね!!
嵐なんか無視、無視
「……で、なんか用?」
『…………。今からちょっとあえるか?』
あ、ふてくされてる
…なんか、あったのかな?
「いいよ、どこ?」
『俺たちの思いでの場所』
「は…?それって…」
プツ…ー
切られた
あんにゃろ…思い出の場所ってどこだよ…
私が忘れてるだけ…?
だとしたら、全然思い出せない
なんか、写真とか残ってないかな…
私は幼い頃の写真を探すことにした


