「…し、…らし…嵐」


「うー、ん


父、さん」


「着いたよ」


「うん


ゆー、起きて?」


「んぅ…あら?」


「うん、行こ」

「んー」


俺たちは手をつないで車を降りた


その先には、斉藤財閥が経営してる高級ホテルだった



「あ、社長!!

お部屋ご案内致します」


「ありがとう」


「い、いえ!!とんでもないです…


ではこちらです」


そう言われて俺たちは最上階の部屋に案内された


部屋を見ると「う、わぁー!!!すごーい!!!」景色がすっごい綺麗。



「うむ、綺麗だな」


「はい、この部屋は町全体が見渡せるんですよ


あの何かご用がありましたらお呼びください」


「分かったよ」


「お兄ちゃんバイバーイ!!」


「バイバーイ!!」


「うん、またね」