龍なる羽 弐【完】



「ほらほら!!!

みんな席座ってー!!!」



「蒼、ねぇ……」




あっぶな!!!!


今、“蒼”って呼ぶところだった!!!


ガラっ


「……!!セーフっ」


誰かがドアを思いっきり開けたから音が響いた



永遠、志保、光輝、陸の4人が息を切らしながら入ってきた


珍しいな…この4人が遅刻するなんてな



俺が嵐として通ってた時も俺らよりも来るの早かったし…



「まぁ……許すとしますか」


「あ、蒼さんっ…ありがとうございます!!」



「で、お前等何で今日こんな遅かったんだ?」



「ん?あれ?柚李いるじゃん…」



「ほらーっ!!!だから俺見間違いつったじゃん!!!」




ドクンって心臓が波打った



まさか…




「どうしたんだ?」



「実は、さ…今朝柚李が私服で黒いベンツに乗るところ見ちゃってさ

でも、光輝は柚李じゃないって言ってたんだけど…

やっぱ柚じゃなかったんだー!!」



見られてたのか…?




柚があいつらの車に乗ってくのを……



けど、バレてないよな


「気のせいじゃない?私、直と来たし」


「だよねぇー」



たぶん、これで大丈夫だ