龍なる羽 弐【完】



「もしもし」


誰かわかんなかったから一応柚の声で電話に出た


『わぁ…ホントそっくりだね!!!

びっくりした~』


「……っ!!!」


『あれ?もしもーし』



「ゆ、ず……」



『ふふ、どぉ?まだバレてない?』



「うん」



『そっか…よかった』



電話の相手は柚李



まさか、電話してくるとは思わなかったから驚いた




「あのさ、言い忘れてたんだけど…」



『あー、桐の事?
嵐、ひどいよね。びっくりしたから!!』



「ごめんごめん」



『まー、いいんだけどさ…



色々と大変でさ…

3年じゃ終わんないかもしれない』



「え?」



3年で終わらないかもしれない……




柚李がそう言うならよっぽど大変なことなんだろう。




「分かった。俺も頑張る」


『うん、嵐…ありがとう

私もなるべく早く帰るから』



それまで、みんなをよろしくね





柚李はそう言って電話を切った






何だろうか…柚李が言った大変な事って