龍なる羽 弐【完】



「……あんたたちを、私は絶対に許さない。よくも…!!私の大事な人を…!!!」



「な、何を言っているの柚李…!!」


「は?とぼけるな!!私の両親を殺したくせにっ…!!」



「え…………」




はぁはぁはぁ……



ちょっと取り乱しすぎたな…




けど、我慢できなかった





桐には悪いけど、私は心が広くない




だから、こいつらを許す事なんて無理





「は……?なぁ、母さん。親父…どういう事?…総長の親殺したのかよっ!!!!」



「「…………っ」」



こいつらは顔を真っ青にさせながら黙っていた




「なぁ!!!!答えろよ!!!!」



桐が怒鳴ると




「えぇ、そうよ!!!!あたしたちが殺したわ!!!……それの何がいけないって言うの?あたしたちは何も悪いことはしてないわ」



…は?



“それの何がいけないって言うの?
あたしたちは何も悪いことはしてないわ”?



ふざけんな……




「ふざけんなよ…あぁ゛!?悪くない、だと!?私の大事な人を奪っときながらよくそんな事を言えるなぁ!!!

あんたたちには人間の心がないわけ!?


……あー、ないだろうねぇ!?
あんたは実の姉を殺したんだから!!!

ただ、自分の事だけを考えて!!!」




久しぶりに全開の殺気を出した



「………っ」




また、黙秘かよ…