「まったく…」
この男の子は
植原 誠(ウエハラマコト)。
同中で、頭が良くて、真面目な人。
別に眼鏡はつけてないし、普通にカッコいい!
いわゆる、常識人
髪は茶髪で、背は…ミヤと同じぐらい180㎝かな?
でもなんかあれだよね〜…
「凄く新鮮…」
「何が?」
「植原君のブレザー姿…」
きちんと着こなしてるし、中学の頃は学ランだったから、またこれは違う雰囲気!
「…そうか?」
「そーだよ!ミヤなんてめっちゃ、着崩してるし」
なんてゆーか乱れてる
ブレスレットやらピアスやら、身体中にジャラジャラが付いてる。
「んだと?コレは今時の流行りだぞ」
「ミヤだけのね。見た目完璧、只の不良だよ」
「…俺不良だし?」
「自分で言ってどーすんだよ…」
本当だよ。
鷹野さんが知ったら、殴られるじゃ済まないよ…?
「それより何組かな?」
「早くクラス表見に行こーぜ!」
「はいはい。」
私達は、校門を通り、少し進んだ大勢の人が群がっている所に歩いた。
「んー…!見っえない!」
「えーと……鷹野のクラスは、4組だ。…あ、俺も4組だ」
おぉ!植原君と同じクラスか!
「俺も4組だぜ」
ミヤもか……、まぁ、良いとしておこう…!

