あぁ…、なんて素敵なんだ


“ワンワン!”


沢山の犬に囲まれてるなんて…
夢のようだ…!


滅茶苦茶可愛いーし


“ワンワン!”


この声…
なんだか落ち着くし、好きだな…



“ジャーンジャーンジャーン!!”


あぁ、落ちつ……



“ジャジャジャジャーン!!”



………




――――……う


――――――…………







「…うるさーい!!!!」



朝から一体何!?

何この音!?



「うるさいよー!うるさいよー!…」

ベッドから思い切り起き上がり、
私は両手で両耳をおさえた。



あぁ゙ー耳が壊れるー!



「うるさいよー!…って!うるさいって言ってるでしょー!!馬鹿ー!!」



―ガラッ!!




「ぅお!!」




私は頭にきっと…いや、絶対ムカつきマークを付けながら


窓を開けた。