【完】*運命論*






お店に入った瞬間、梶さんと目が合った。

梶さんは優しく笑って「いらっしゃいませ」と言った。

「なおきー休憩入っていいぞー」

「は? でも……」

「いいから。唯ちゃんと外行け」

ぁ……。

「唯ちゃん、コーヒーができるまで、尚紀の相手してやって」

東さんは無理矢理あたしと梶さんを外に追い出した。

「ったく……」

「……」

「……にぃ、今日は、あいつと一緒じゃないんだな」

「ぇ……?」

「ほら、昨日の。爽やかっぽい……」

「あぁ、川崎くん? うん、今日は一人」

「そっか。あいつ……にぃのこと、好き、みたいだったよなっ」

「……ぁ、うん……告白、されて」


梶さん……何が、言いたいの??