【完】*運命論*







美由と別れて、あたしはすぐにお昼を食べる。

そして、髪と服をセット。

今は14時。

たぶん、ちょうど梶さんがバイトに来てる時間。

あたしはティラミスの前で梶さんを待つ。

すると、中から誰かがでてきた。

「あれ? あんたは……」

見ると、すごい美人な女の人。

あたしは首を傾げていると、「あぁ」と優しく笑った。

「あたし、ここの店長。東和美(アズマ カズミ)。よろしく」

て、店長っ?!

どうみても、20代後半にしか見えない……。