次の日……あたしは、学校を休んだ。 とてもじゃないけど、学校にいけるような顔じゃなかった。 「唯、明日はちゃんと学校行きなさいよ」 「うん」 「お昼、作っといたから」 「うん」 「じゃあね」 「うん」 お母さんは仕事へと向かった。 あたしの家は共働きで、お父さんはあたしが寝てるときに仕事に行って、帰ってくる。 だから、お父さんと会うのは本当に少ない。 お母さんも、夜は毎日遅い。 だから…… 夜は、いつも寂しい。