【完】*運命論*






「いつも……っ、あたしはお姉ちゃんの代わりだった!! あんたと、尚紀と出会う前からっ。最近、お姉ちゃんの代わりをしなくて楽だと思ったら、

今度は……ッ、見ず知らずの女子高生の代わりっ?!

ばかにしないでよ。なめないで、あまくみんなっ!!」

ギッと、睨む奈南。

「……好き」

「な、な……?」

「ずっと……なおが好きだった。好きだから、代わりをしてきた」

「……」

「好き」

奈南はそう言って、優しく、



唇を重ねてきた。