菜摘のことを、考えられなくぐらい。 「なら、あたしとこんなことしなくてもっ」 「俺はさ、菜摘にすげぇ幸せもらったんだ」 「……」 「だから今度は、俺が幸せあげたいんだ」 本気で好きな女に。 奈南は目をまん丸にして驚いてる。 でも、にぃが俺を好きになっても、幸せになんてなれないってわかってる。 にぃが幸せになるために、 俺は何度でもにぃを傷つける。