気まずい帰り道。 馬鹿な俺は、たまたま目についたプリクラを指差した。 ……プリクラなんか撮る気なかったのに。 ほんと、バカだよな、俺。 気まずいのがわかったのか、隣でにぃはクスクスと笑ってる。 ……この笑顔。 この笑顔が、俺は好きなんだ。 ……菜摘とそっくりな、この笑顔。 そんで、 この笑顔を守りたいって思った。 いや……見てたいってのが、我が侭だ。