「ねぇ、悠くん、潮時ってなに?
自然に別れること?
そんなの、中学生のカップルが、高校離れて別れちゃうのと一緒。
あたしからしたら、2人は交差しちゃっただけなんだよ……」
真っすぐ、二つの線が重なって進んでいた。
だけど……ほんの少し交わって、
二つの線は離れてしまった。
線は時間が経つにつれて、離れてしまうばかりだけど、
もう一度……重なり合う日が絶対にくると思うんだ。
あたしはゆっくりと、悠くんから離れる。
「大丈夫。美由の性格、知ってるでしょ?」
すごい強気で、
でも、不器用で……意地っ張りで。
それで、
笑顔を見れば、こっちも元気になれちゃう。

