何も答えないあたしの横を、悠くんは早歩きで行ってしまった。 「……羨ましいよ」 両想いな2人が。 離れてしまっても、 想い合ってる2人が。 「バカ美由」 「バカ悠くん」 ほんと……バカだよ、2人とも。 「バカ」 こんな時に、親友を救ってあげられないなんて。