「でわ、山下さんは窓際から二列目の4番目の席にどうぞ。」 春の心地よい風が窓から吹き、その風が彼女の肩くらいまである髪をたなびかせた 「よろしくお願いします」 彼女は席の周りの人、全員に挨拶をした。 もちろんオレにも! 「よろしくな山下さん♪」 和也が山下さんに話しかけた。