私のペットは俺様美男!!!



恭介 side


「………真理亜…か。」


俺は新聞から目を上げて、あちらこちら動き回る亜樹とかいうガキを眺めた。


昨日目が覚めた時、浦戸叶多と名乗る男がいた。

ソイツは俺の素性をしつこく聞いて来たから、俺は素直にヤクザだと素性を明かした。

確かに俺の見た目は怪しい。

来ていた服も抗争でズタボロだし、一文無しだ。

叶多は俺がヤクザだと分かると、すぐに追い出そうとしたが―――まあ、それが常識で当たり前だ。

だが、次に部屋に入ってきた女は一味違った。

というより、ただのチビだった。

料理は下手くそ。

無防備。

うるさい。

だが、ヤクザと聞いても俺を避難しなかった。



俺を―――――置いてくれた。








………………………………………………………ペットとしてだが。





「面白い女だな。」









恭介 side end