「なんだ?あいつなにやってんだ?」

せっかく詰めた距離が開いていくのを見てたまらず梅男が叫ぶ。

「相変わらず詰めがあまいんだよなー」

どんどん伸びていく釣り糸を見て富田が準備を急ぐ。