泣き恋心



「わかりました。頑張ります!先輩…良かったらこれからいろいろ相談にのってもらってもいいですか?」
「あーいいよ?いつでもメールしてこい!これ…俺のアドだから」
「ありがとうございます。では!」

そしてカナタは走っていった。

「紅…」
「はい!何ですか?」
「楼栗とずっと仲良くしてくれな!」
「わかってますよ!先輩も楼栗を幸せにしてくださいよ?」
「あったりまえだ!」
「ですよね!」

そして俺たちはそれぞれ教室に戻った。
これはきっと男の裏話になるよな‥。
教室に戻るとすぐに楼栗が近づいてきた。

「どうだった?まぁ紅のことだから解決したんでしょ?」
「当たり前!別の女探すってよ!」
「そっか!ありがとね!紅様ー!感謝しております!」
「良かろう!感謝したまえ!」

そして俺たちは笑いあった。