楼栗side

まさか告白されるとは思ってなかった。
どうしよ…。
あれから2日経った今もまだ悩んでいる。
どうしよ…どうしよ…!よし!ちえりに相談しよっと!

「ちえりー!ちょっと話聞いてぇー!」
「あぁ…やっときた。はやく聞かせなよ」
「やっと…って?まぁいいとして叶矢にね!」

そして私は話した。

「ふーん。そうなんだぁ」
「うん。なんとか言ってくんないの?」
「んーだってそれは楼栗が決めることだからさ」
「そうだけども…。」

なんかアドバイスみたいなのくれればいいのに…。
ひどいなぁ…。ホントどうしよ…。

「で、どうするの?」
「ん?んーどうしよ…付き合ってみよっかな…。」
「いいんじゃない?でも紅くんはどうなるの?」
「どうって…。紅は友達だから」
「そっか。。まぁ楼栗がいいならいいと思う。」
「ありがと…ちえり」
「ん…がんばれ!」

私は決めた。
メールで返事してもいいよね…。

20XX/03/24 9:08
TO.叶矢
Sub.返事
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告白の返事だけど…。
いいよ。付き合っても…。
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送信。良かったよね?後悔しないよね?
ってことで今日からHAPPYになると思う。
寂しいけど返事待ちしますかっ!
はぁ…好きになれるように頑張んなきゃな!
ブーブーブー。
あっ返事来た。

20XX/03/24 9:12
From.叶矢
Sub.まじで!?
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ほんと!?まじ嬉しいわぁ!
俺のこと好きにさせてみせるか
らな!
今日からよろしくなぁー!
放課後、門のところに居って!
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ふふ。結構…いやかなり喜んでいる。
好きじゃないってことバレてたんだ…。悪いことしちゃった。
でも絶対好きになると思う。
てか、一緒に帰るって事なのかなぁ!