豹戈は思った。
呪文なんかじゃなくて
ハリーポッターみたいに壁に走ればいいと、

豹戈「もし、失敗したらあれだしな……。よし。」

豹戈はすぐそこの壁に走る事を決めた。




















ダッダッ









スッ







豹戈「……うげっ……んっ…」

埃が舞い散る中。豹戈は思った。
これは成功だという事を。


豹戈「まさか……ねっ……」

とりあえず、外に出る事にしてみた。


ザワッガヤッ……

外には
着物姿の人とかずばり昔の風景が映っていた。

通りすがりの人達が豹戈を見てる。ジロジロ見てる。

見るのも当然だ。
豹戈は着物なんか着てない。

豹戈「ここは…京都…?」

京都かなとか思いつつ、豹戈は歩き出した。
この後、色々ある事を知らずに……。