甘々のち俺様 【短】

「どした?」




私の顔を覗き込みながら
優しく聞いて来た。珍しい。





「あっ!
あのね、友達に合コン来てって
言われたんだけど行っていい?」





尊は少し困った顔をして




「んー…条件付きな。
ちょっと来い。」




いつもの尊にもどって言って来た。
そしてあたしの腕を掴みドンドン進んでいく。






「早いよ、尊。」





「もーすぐ着くから。」