甘々のち俺様 【短】

「嫌に決まってるじゃん!
早く離してよっ!」




って言ってるのにどんどん近づいてくる。
ついに壁まで追い詰められた。



尊…っ…助けて…!





「泣きそうな顔もかっわいー♡
そそるなぁ…」




顎を掴んできた。
気持ち悪い
気持ち悪い
気持ち悪い







「やっめてっ!!
お願いだからやめて!」





「やだってば。
しつこいなぁ…
腕掴んどこっと…♪」





そう言って
あたしの両手を片手で掴んできた。




「離して…よぉ…」



あたしはもう半泣き状態。




「だーかーらーその顔がそそるんだって!
やめない…うっ」




チャラ男のうめき声と同時に
あたしの腕は解放された。




誰か助けてくれた…?





え…