リビングに戻ると、彼女は座りながら寝ていた


きっと全然寝てないんだろう

それがわかるように目の下はくまが凄かった

顔も元々を知らないからわからないが、やつれている気がする……


そこまで追い詰めたのは私の娘……


彼女を見ながら私は泣いた


あ、いけない!!お父さんに話さなきゃ!!


旦那は今日も帰りが遅い


だから電話で一応伝えた


最初は信じなかったが、ちゃんと話したら信じてくれて、なるべく早く帰ると言ってくれた

あとはりこたちをまつだけ



ピンポーン!!

あ!鍵閉めてたんだ


妻「あ……すいません私寝てましたよね……」


私「いいのよ!!寝てなかったんでしょ?」


妻「……………はい」


やっぱりね……


私「りこたちきたから!!!」


妻「わかりました………」



私は玄関にいき、鍵をあけた


りこ「ただいまぁ~もおお母さん鍵空けといとよ~(笑)あれ??くつがある!誰か来てるの?」


私「……えぇ」


りこ「ならまたにするよ!!お客さんいるんだし!!」


私「いいのよ!!あなた達のお客さんだから……」


りこ「??????????」


たくま「………………」


たくま君はなんとなくわかったのかも……


そんな顔をしていた