朝、亜夢が歩いている後ろ姿を見つけたから飛び付いた。


これ、いつもの習慣ね


「あーむーっ!おっはよぅ!」


『ぐえっ、いきなり突進するのはやめてよ…ケホッ』


こっちに振り向いた亜夢の目は、腫れていた。


亜夢は感動した映画を観たとか言ってたけどありえない。


亜夢はそんなんじゃ泣かないもの。


話をするために屋上へと向かった。